跡を残さないために
気になる跡(痕)
多くのニキビで悩む人たちにとって、もちろん日々のブツブツ赤い湿疹が目立つのはつらいものです。
でも、もっと怖いのは、そうしたニキビの跡がいつまでも残ってしまう可能性にあることです。
一般に「ニキビ跡(痕)」と呼ばれるものは、湿疹などの小さい炎症が生じていたものが悪化した状態です。
その種類は
- ニキビを何度も繰り返したために皮膚が黄色く化膿する膿庖(のうほう)
- 皮膚の深層部で化膿している膿腫(のうしゅ)。
- 炎症は落ち着いても、凸凹が残るクレーター(瘢痕・はんこん)。
- 化膿を繰り返した結果皮膚の異常再生ができるしこり(硬結)。
- そして化膿を繰り返した末に皮膚深層部にトンネルをつくり赤く盛り上がるケロイド集簇性(しゅうぞくせい)ざそう。
大きなダメージ
こうした悪化症状を皮膚科などで見かけると、とてつもない不安と焦りにさいなまれることがあります。
皮膚の炎症ととらえても重症に見えますし、自分の肌もこうなるかもしれないというのは強いストレスです。
特に女性の場合はメイクやファッションで気分を高揚させることが多いので、クレーターなどの跡に対してどう向き合っていいか頭を抱えることになってしまいます。私もずっとそうでした。
残念ながら大きなにきび跡は皮膚科においても治療が難しいと考えられています。
何もなかったかのようにツルツルの肌に戻すことはとても難しく、レーザー治療などを用いても完全に元には戻せないといわれています。
レーザー治療は皮膚にダメージを与え、費用の面でも安価とはいえません。患者側にとってはいろいろな意味で負担が生じます。
心に傷を残さないために
何よりも大きな痛手となるのは、そうしたニキビ跡に苦しむ、本人の心理的なダメージだと思います。
長年にきびに悩んできたのでわかりますが、ニキビが自分の印象、あるいは人生そのものに大きな影響を与えているように感じられ、自信喪失の原因になります。
このように肌だけでなく、心にも大きな傷痕を残さないために、普段からのケアには気を配りたいものです。
十分な保湿、不足成分の補充、そして新陳代謝の活性化・・・不要な皮脂や角質が自然と肌からとれていく流れを改善して、少しでも早く症状を緩和させ、悲しい跡を残さないようにしましょう。