原因は?
思春期とは違う原因
思春期に出来るニキビと、その発生メカニズムの点に違いがある、とご説明したのが大人ニキビ(アダルトにきび)です。
皮脂が過剰に分泌されて起こる思春期のニキビは成長にともなうホルモンの変化が大きな原因です。
では既に成長している成人が、なぜニキビになるのでしょうか。
最大の要因、ストレス
大人のニキビの主な原因はストレスといわれています。
ヒトはストレスがかかるとそのストレスに対して働きかけるよう、男性ホルモンのアンドロゲンを多めに分泌します。このホルモンの働きによって皮脂の量が増え、結果的には思春期にきびと同じように皮脂がたまってニキビの元が出来ます。
現代社会はまさにストレスの宝庫です。人間関係や生活環境、忙しすぎる生活、負荷のかかる状況など、ストレスがホルモンバランスを崩す要素がたくさんあり、大人ニキビの発生率も増え続けているようです。
ホルモンバランスが崩れるという点では、生活習慣の乱れも大きく影響しています。
過度の飲酒、あるいはヘビースモーカーの場合には、大人ニキビの発生率も高くなります。これは飲酒や喫煙による血行不良や活性酸素の発生により、肌の新陳代謝が滞るからなのです。同様の理由からインスタント食品などの偏った栄養、睡眠の不足なども悪影響です。
原因は生活のなかに
また大人ならではの事情からニキビが助長される事態もあります。それが加齢にともなう女性ホルモンの減少。女性ホルモンの減少は皮膚の真皮層から表皮層にいたるまで、あらゆる成分に影響を及ぼし、結果的に潤いを失った肌には刺激や細菌などが入ってきます。
このときに生じる、乾燥によるターンオーバーの乱れなども大人のニキビに影響を与えます。剥がれるべき角質は肥厚となって毛穴を塞ぎ、乾燥した肌表面には色素沈着の要素も残ります。
このように大人のニキビは生活上のさまざまな要因がからんできます。もしも自分が大人ニキビだと自覚できたなら、その根本原因をつきとめ、取り除くことから美肌が目指せると思います。